Independent Chip Model (ICM) (ICM)
Also known as: Independent Chip Model, ICM model
Malmuth-Harvilleのフィニッシュ順位の確率を用いて、トーナメントのチップStackを実際の賞金Equityに変換するモデル。
ICMは、チップStackをDollar EV ($EV)に変換する標準的な方法です。これはMalmuth-Harvilleアルゴリズムを使用します。1位になる確率は、プレイ中の全チップにおけるあなたのシェアであり、2位になる確率は、あなたより先に1位になる可能性のあるすべてのプレイヤーについて再帰的に計算され、以下同様に賞金階層に沿って計算されます。各フィニッシュ順位はその賞金によって重み付けされ、その合計があなたの実際の賞金Equityとなります。
核となる洞察は、チップは多ければ多いほど価値が低下する、つまりEquityは凹状であるということです。Stackを2倍にしても、お金が2倍になるわけではありません。そのため、Pay Jump付近では割高なPremiumでチップを危険にさらすことになります。これが、チップ数的には互角な状況でもICMでは明確なFoldになり得る理由です。失われたチップは、得られたチップがもたらすEquityよりも多くのEquityを失うからです。
ICMは、スキル差 (skill edge)、ポジション、Blindsレベルを無視しますが(FGSは将来のプレイのためにこれを拡張します)、あらゆるbubbleやfinal table dealの決定の基礎となります。それが生み出すプレッシャーは、risk premiumとbubble factorによって定量化されます。
Example
残り3人、Stackは5000/3000/2000、賞金は$500/$300/$200。2000チップのStackを持つプレイヤーの1位になる確率 P(1st) = 2000/10000 = 0.20。Malmuth-Harvilleの全フィニッシュ確率を$500/$300/$200の賞金階層に当てはめると、約$309のEquityとなります。これは、合計$1000のプールに対する20%のチップシェア ($200) をはるかに上回ります。なぜなら、最下位でも$200が保証されているからです。