標準偏差 (SD)

Also known as: std dev, SD, sigma

分散の平方根。結果がどれだけ広くばらつくかを定量化する唯一の数値で、通常bb/100で表されます。

標準偏差 (\(\sigma\)) は分散の平方根であり、ばらつきを測るための標準単位です。キャッシュゲームではbb/100で、トーナメントではROIポイントまたはイベントごとのバイインで示されます。

その決定的な特性は、サンプルサイズによってどのようにスケールするかです。1ハンドあたりのSDは\(\sigma\)であり、\(N\)ハンドでは合計利益のSDは\(\sigma\sqrt{N}\)として成長します。期待利益は\(wN\)(線形)として成長するため、エッジとノイズの比率は\(\sqrt{N}\)としてのみ改善されます。この単一の非対称性が、ポーカーが長期戦であることのすべての理由です。

覚えておくべきベンチマーク値:

SDは破産確率(指数の分母の\(\sigma^2\))と、勝率を信頼するために必要なサンプルサイズに直接影響します。\(N\)ハンド後の勝率に対する信頼区間は、100ハンドあたりおおよそ\(w \pm 1.96\,\sigma/\sqrt{N}\)です。

Example

25,000ハンド後、6-maxのプレイヤーは\(\sigma=95\) bb/100で4 bb/100を示しています。勝率の標準誤差は\(95/\sqrt{250}=6.0\) bb/100(100ハンドの250ブロック)です。95%信頼区間は\(4 \pm 1.96\times6.0 \approx -7.8\) から \(+15.8\) bb/100です。結論として、25,000ハンドでは自分が勝者であることすら確認できません。勝率を確定するには6桁のサンプルが必要です。