Tilt
Also known as: on tilt, tilted, going on tilt
通常、負けやBad Beatの後に生じる感情的な状態のことで、普段よりも悪い意思決定をさせる原因となります。
Tiltとは、本来のあなたと、感情に支配された後のあなたのギャップのことです。通常、Bad BeatやCooler、負けセッション、あるいは好調な時に油断することで引き起こされます。その形は様々で、spew-tilt(広すぎるRangeでオープン、hero-calling、過剰なBluff)、nit-tilt(これ以上傷つかないように全てをFoldする)、あるいはあなたを飛ばしたプレイヤーへの復讐を目的としたrevenge-tiltなどがあります。
Tiltが高くつくのは、失ったPotそのものではなく、その後に続く一連の\(-\text{EV}\)(期待値マイナス)な意思決定です。確かな勝率も、30分間のTiltプレイで消し去られることがあります。なぜなら、元々の損失は高いVarianceを含む単一のイベントであったのに対し、その後のリークは多くのハンドで積み重なっていくからです。
解決策は、意志力ではなくプロセスです。自分のTells(心拍数の上昇、マウスのクリックが速くなる、Bad Beatを語り出すなど)を認識し、厳格なStop-lossルールを設定し、身体的にリセットすることです。ゆっくりとした、意識的な呼吸は、興奮を測定可能に低下させ、訓練された意思決定へのアクセスを回復させます。
Example
あなたが80/20でAll-inし、50bbのPotを失ったとします。この損失は通常のVarianceです。しかし、その後、次の8ハンドをライトにオープンし、オフスーツのガラクタでOOPから3-betをコールし、通常なら諦めるBoardでBarrelを打ち続けるなら、あなたは一つのVarianceイベントを100bb以上のリークに変えてしまったことになります。この余分な損失こそがTiltの代償であり、Coolerによるものではありません。